情報化社会 ダニエル・ピンクというアメリカのビジネス評論家のベストセラー書、ハイ・コンセプトによると、社会は情報化社会をへて、すでにコンセプチュアル社会へ向かっているという。簡単に言えば、「新しいことを考え出す人の時代」なのだ。 これまでの情報化社会は、 学歴や知識のある人の時代、だった。 高い学歴を取得して専門知識を得た人なら誰でも高給取りになれた。 しかしいまや、ITや生産の現場はインドや中国など賃金の安い国にどんどん移行している。アメリカでは大量のナレッジワーカーが食いっぱぐれとなっているそうだ。英語の仕事ならなんでもインドのほうが安く同じようなクオリティでできてしまうならば、それは当然の流れである。 もはやインドや中国、東南アジア、東欧、ブラジル・・低開発国でできることを先進国がやってもとても割には合わない。 つまり先進国で求められるのは、インドや中国ではできないハイ・コンセプトな発想で仕事をすることであるから、新しいことを生み出せる人材が必要となる。 そこで、 これからは、 突出した個人の時代、ハイコンセプト、ハイタッチの時代 という新しい波が浮き彫りにされたのだ。 PR